ドローン空撮のLog撮影とは?4Kとの違いとD-Log・D-Log Mをわかりやすく解説

query_builder 2026/06/26
ドローン空撮動画空撮の基礎知識ドローンコラム
Log撮影とは

ドローン空撮の打ち合わせで、お客様に「動画は4Kで撮影しますが、Logで撮影しますか?」

と確認することがあります。


すると、ほとんどのお客様から返ってくるのが、

「Logって何ですか?」という反応です。これは当然だと思います。


普段から映像制作や編集に関わっていない限り、Logという言葉を聞く機会はあまりありません。

しかも、DJIのドローンで撮影する場合、正式には「D-Log」や「D-Log M」という名称が使われます。


ただ、一般的にはまとめて「Log撮影」と呼ばれることが多いため、この記事ではお客様にもわかりやすいように、まずは「Logとは何か」から説明します。




1. まず、4KLogは別の話です

最初に整理しておきたいのは、4KとLogは同じ意味ではないということです。


4Kは、映像の細かさを表す言葉です。
ざっくり言うと、画面の中にどれだけ細かい情報が入っているかという話です。


一方で、Logは色や明るさの記録方法の話です。


つまり、

・4K=映像の解像度
・Log=色や明るさを編集しやすく記録する方法

という違いがあります。


そのため、4Kで撮影していても、通常の色で撮ることもできますし、Logで撮ることもできます。


「4KだからLog」というわけではありません。
ここは、お客様にもよく誤解されやすい部分です。




2. Log撮影とは何か

Log撮影をひと言で説明すると、

「あとで色を整えるために、あえて薄い色で撮影する方法」です。


Logで撮影した映像は、撮った直後に見ると、少し薄い印象になります。
色が薄く、コントラストも弱く、パッと見た感じでは「これで大丈夫?」と思うかもしれません。


しかし、それは失敗ではありません。

Logは、撮影時に色を完成させるのではなく、編集時に色を作り込むための素材として記録する方法です。


たとえば、晴天の空、白い建物、海、山、夕景などは、明るい部分と暗い部分の差が大きくなります。
通常撮影では、空が白く飛んでしまったり、影が黒くつぶれてしまったりすることがあります。

Logで撮影すると、そうした明るい部分や暗い部分の情報を残しやすくなります。
そのため、編集で色や明るさを調整しやすくなります。




3. Log撮影のメリット

Log撮影の一番のメリットは、編集時の自由度が高いことです。


撮影した映像をそのまま使うのではなく、あとから色味や明るさを調整することで、映像全体の印象を整えやすくなります。


たとえば、

・青空を自然に見せたい
・夕景の雰囲気を残したい
・建物の白飛びを抑えたい
・複数カットの色味をそろえたい
・映画っぽい落ち着いた雰囲気にしたい


このような場合、Logで撮影しておくと編集の幅が広がります。

特に、企業PR動画、観光PR、施設紹介、映画やドキュメンタリー系の映像では、撮影後の色調整が大切になります。


「撮って終わり」ではなく、「編集で映像の印象を整える」ことを前提にする場合、Log撮影はとても有効です。




4. Log撮影のデメリット

一方で、Log撮影には注意点もあります。


それは、撮影したままでは使いにくいということです。

Logで撮った映像は、色が薄く見えるため、そのまま納品すると「色が悪い」「暗い」「メリハリがない」と感じられることがあります。


つまり、Log撮影は編集前提です。

撮影後にカラーグレーディング、または色補正を行うことで、はじめて見やすい映像になります。

そのため、すぐに使いたい動画、簡単な記録映像、編集をしない前提の動画では、必ずしもLog撮影が最適とは限りません。


お客様が自社で編集せず、撮影データをそのまま使いたい場合は、通常のカラーモードで撮影した方が扱いやすいこともあります。




5. DJID-Logとは

DJIのドローンでは、Log撮影にあたる設定として「D-Log」が使われる機種があります。


D-Logは、DJI独自のLog撮影モードです。
通常よりも色や明るさの情報を広く記録し、あとから色調整しやすくするための設定です。


D-Logで撮影した映像は、見た目がかなり薄くなります。
その分、編集時に明るさ、コントラスト、彩度、色味をしっかり整える必要があります。


映像制作に慣れている人にとっては、とても扱いやすい素材になりますが、編集をしない人にとっては少し難しく感じるかもしれません。


そのため、D-Logは「撮影後にきちんと編集することが決まっている案件」に向いています。


企業PR、観光映像、映画、CM、作品性の高い動画などでは、D-Logで撮影するメリットがあります。




6. D-Log Mとは

DJIの機種によっては、「D-Log M」という設定もあります。


D-Log Mも、編集時の色調整をしやすくするためのカラーモードです。
D-Logと同じように、撮影時点では少し薄い色で記録されます。


D-Log Mは、D-Logよりも扱いやすい印象があります。
完全に作り込むための素材というより、編集のしやすさと扱いやすさのバランスを取ったモードと考えると、お客様にも伝わりやすいと思います。


もちろん、D-Log Mも編集前提です。
撮って出しで使うより、色補正をして仕上げることで本来の良さが出ます。


最近のDJI機では、D-Log Mに対応している機種も増えています。
ただし、すべてのドローンで使えるわけではありません。
機種やカメラ性能によって、D-Log、D-Log M、通常カラーなど、選べる設定は変わります。




7. お客様にはどう説明すればいいか

専門的に説明しすぎると、Logはかえってわかりにくくなります。


お客様には、次のように説明すると伝わりやすいと思います。

「Logは、あとで編集しやすいように少し薄い色で記録する撮影方法です。映像をきれいに仕上げるための素材として撮るイメージです。」

さらに、もう少し簡単に言うなら、

「撮ってすぐ綺麗に見える設定ではなく、編集で綺麗に仕上げるための設定です。」

この説明で十分伝わると思います。


大切なのは、Logは必ず使う、ということではありません。
目的に合わせて使うことです。




8. Logで撮影した方が良いケース

Log撮影が向いているのは、次のようなケースです。


・PR動画としてしっかり仕上げたい
・映像全体の色味を整えたい
・空、海、山、建物など明暗差のある場所を撮る
・夕景や朝焼けなど、雰囲気を大切にしたい
・他のカメラ映像と色を合わせたい
・編集で映画っぽい印象に仕上げたい


このような場合は、Logで撮影しておくメリットがあります。

特にドローン空撮は、空や地面、建物、海など、明るさの差が大きい被写体を撮ることが多いです。
そのため、あとから調整できる余地を残しておくことは大切です。




9. Logでなくても良いケース

逆に、Logで撮らなくても良いケースもあります。


・記録用として撮影する
・編集せずにすぐ使いたい
・SNS用に短く簡単に使いたい
・お客様側で色補正をしない
・納期を優先したい
・自然な色でそのまま確認したい


このような場合は、通常のカラーモードで撮影した方がスムーズです。

Logで撮れば必ず良い映像になるわけではありません。


Logで撮影しても、編集で色を整えなければ、むしろ見にくい映像になってしまいます。

撮影方法は、目的に合わせて選ぶことが大切です。




10. DRONE LEAPとしての考え方

DRONE LEAPでは、案件の目的に合わせて、Log撮影を使うかどうかを判断しています。


お客様が動画編集まで希望される場合や、PR映像としてしっかり仕上げる場合は、Log撮影を選ぶことが多いです。


一方で、撮影データをそのまま使いたい場合や、記録映像として早く確認したい場合は、通常のカラーモードの方が適していることもあります。


大切なのは、

「何のために撮るのか」
「誰が見るのか」
「編集するのか」
「そのまま使うのか」


そこを確認した上で、最適な撮影設定を選ぶことです。




まとめ

Log撮影とは、撮影時に完成した色で記録するのではなく、あとで編集しやすいように色や明るさの情報を残して撮影する方法です。


DJIのドローンでは、D-LogやD-Log Mという名称で使われることがあります。


・4Kは映像の細かさ。
・Logは色や明るさの記録方法。
この2つは別のものです。


Log撮影は、PR動画や観光映像、映画、作品性の高い映像には向いています。
一方で、編集せずにすぐ使いたい動画では、通常撮影の方が向いている場合もあります。


ドローン空撮で大切なのは、ただ高性能な設定を使うことではありません。
目的に合わせて、必要な設定を選ぶことです。


DRONE LEAPでは、お客様の用途に合わせて、4K撮影、通常カラー、Log撮影(D-Log、D-Log M)などを使い分けながら、見やすく、伝わりやすい映像づくりを行っています。

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DRONE LEAP

住所: 埼玉県入間郡三芳町藤久保819-4-201

電話番号: 090-5402-8185

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