ドローン空撮のシャッタースピードとは?自然な映像に見せる基本設定

query_builder 2026/06/13
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ドローン空撮で大切なシャッタースピードとは

ドローン空撮で「映像がなんとなくカクカクして見える」「動きが不自然に感じる」「天気は良かったのに映像が硬い印象になった」と感じたことはありませんか。

その原因のひとつが、シャッタースピードの設定です。


シャッタースピードとは、カメラが光を取り込む時間のことです。

写真(静止画)では、被写体をブレずに止めて写すために使われることが多い設定ですが、

動画撮影では少し考え方が変わります。


動画では、すべてをくっきり止めすぎると、かえって不自然に見えることがあります。

人の目で見たときのような自然な動きには、適度なブレが必要です。

このブレを「モーションブラー」と呼びます。


ドローン空撮は、機体そのものが前後左右に移動しながら撮影します。

さらに、建物、木々、道路、人物、車、山並みなど、画面全体が大きく動くこともあります。

そのため、シャッタースピードの影響が映像に出やすいのです。




シャッタースピードが速すぎるとどうなるのか

シャッタースピードを速くすると、1コマ1コマがくっきり写ります。

写真であれば、動いている被写体を止めて撮れるため便利です。


しかし、動画の場合は注意が必要です。


シャッタースピードが速すぎると、動きのブレが少なくなり、映像がパラパラしたように見えることがあります。

特に、ドローンが横移動しているときや、近くの建物・木・地面が画面を流れるように映る場面では、カクカクした印象になりやすくなります。


晴天の屋外では光量が多いため、カメラ任せのオート設定にしていると、シャッタースピードが必要以上に速くなることがあります。

その結果、明るさは合っているのに、映像としては少し硬く、不自然に見えることがあります。


ドローン空撮で大切なのは、ただ明るさを合わせることではなく、映像として自然に見える動きを作ることです。




基本はフレームレートの約2倍が目安

動画撮影では、シャッタースピードはフレームレートとの関係で考えます。


フレームレートとは、1秒間に何枚の画像で動画を作るかを表す数値です。

一般的には、24fps、30fps、60fpsなどが使われます。


自然なモーションブラーを出す目安として、シャッタースピードはフレームレートの約2倍に設定します。

たとえば、24fpsで撮影する場合は1/50秒前後、30fpsで撮影する場合は1/60秒前後、60fpsで撮影する場合は1/120秒前後が目安です。


この設定にすると、1コマごとに適度な「ブレ」が入り、映像として自然な動きに見えやすくなります。

もちろん、これは絶対のルールではありません。撮影内容や表現したい雰囲気によって、あえて速いシャッタースピードを使うこともあります。


ただ、まず基本として覚えておきたいのは、「動画ではシャッタースピードを速くすれば良いわけではない」ということです。




なぜNDフィルターが必要になるのか

ここで関係してくるのがNDフィルターです。


晴れた日の屋外で、30fps・1/60秒のような設定にすると、カメラに入る光が多くなりすぎて、映像が白飛びしてしまうことがあります。


そこで使うのがNDフィルターです。


NDフィルターは、カメラに入る光の量を減らすためのフィルターです。

サングラスのような役割を持ち、映像の明るさを抑えることで、適切なシャッタースピードを維持しやすくなります。


つまり、NDフィルターは単に「明るさを調節する道具」ではなく、ドローン空撮で自然な動画表現を作るために、シャッタースピードを適切に保つための重要な道具です。


晴天、薄曇り、夕方など、光の強さによって必要なNDフィルターの番手は変わります。


撮影現場では、空の明るさだけでなく、被写体の色、地面の反射、建物の白さ、水面の照り返しなども確認しながら選ぶ必要があります。




オート設定だけに頼ると起きやすい失敗

最近のドローンは非常に性能がよく、オート設定でもきれいに撮影できる場面は多くあります。

ただし、映像制作として考えると、すべてをオートに任せるのは少し危険です。


オート設定では、カメラが明るさを優先してシャッタースピードを自動調整します。

そのため、撮影中に明るさが変わると、シャッタースピードも変化することがあります。


たとえば、ドローンが日向から日陰へ移動したり、空を多く入れた構図から地面を多く入れた構図に変わったりすると、露出が変わります。その結果、映像の質感が途中で変わってしまうことがあります。


空撮映像は、編集でつなげて使うことが多い素材です。撮影中に色味や明るさ、動きの質感が大きく変わると、編集時に違和感が出やすくなります。


そのため、業務としてのドローン空撮では、ホワイトバランスやシャッタースピードをできるだけ安定させることが大切です。




ドローン空撮での実践的な設定例

ドローン空撮で自然な映像を撮りたい場合、まずは撮影するフレームレートを決めます。


映画のような雰囲気を出したい場合は24fps、一般的な動画やWeb用の映像では30fps、動きが速い被写体、スロー再生を想定した撮影をする場合は60fps~120fpsを選ぶことがあります。


次に、シャッタースピードを設定します。30fpsなら1/60秒、60fpsなら1/120秒を目安にします。


その状態で、NDフィルターを使って光量を調整します。

ISO感度はできるだけ低く保ち、必要以上に上げないようにします。


ISOを上げすぎるとノイズが増え、映像の質が落ちる原因になります。

また、機種によってはF値を変更できるドローンもありますが、F値が固定の機種もあります。

その場合は、シャッタースピード、ISO、NDフィルターの組み合わせが特に重要になります。




シャッタースピードは映像の印象を左右する

シャッタースピードは、明るさを調整するためだけの機能ではありません。

映像の印象そのものを左右する大切な要素です。


同じ場所、同じ天気、同じドローンで撮影しても、シャッタースピードの設定が違うだけで、映像の見え方は変わります。


速すぎるシャッタースピードは、シャープで硬い印象になります。

一方で、適切なシャッタースピードは、動きに自然なつながりを生み、見ていて気持ちの良い映像になりやすくなります。


特に観光PR、施設紹介、企業PV、学校紹介、地域の風景撮影などでは、映像の自然さや見やすさがとても大切です。

ドローン空撮は迫力のある画が撮れる一方で、設定を間違えると「きれいだけど、どこか落ち着かない映像」になってしまうこともあります。




ドローン空撮で自然な動画を撮るためには、シャッタースピードの考え方がとても重要です。


基本は、フレームレートの約2倍を目安にシャッタースピードを設定します。

30fpsなら1/60秒、60fpsなら1/120秒がひとつの基準になります。


屋外では光量が多いため、NDフィルターを使い、適切なシャッタースピードを保ちながら明るさを調整します。


ドローン空撮は、ただ飛ばして撮るだけではありません。


ホワイトバランス、NDフィルター、シャッタースピード、ISO、フレームレートなど、さまざまな設定を組み合わせることで、映像の質が大きく変わります。


DRONE LEAPでは、撮影現場の状況に合わせて、安全確認はもちろん、映像として自然に見える設定やアングルを大切にしながら空撮を行っています。


「ドローンで撮ればきれい」ではなく、「どのように撮るか」で映像の印象は変わります。


自然で見やすい空撮映像を残したい方は、撮影内容や目的に合わせて、事前に相談しておくことをおすすめします。


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DRONE LEAP

住所: 埼玉県入間郡三芳町藤久保819-4-201

電話番号: 090-5402-8185

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