ドローン空撮のNDフィルターとは?白飛び対策と番手の選び方

query_builder 2026/06/11
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NDフィルター

ドローン空撮のNDフィルターは白飛び対策に使う基本設定を解説

ドローン空撮で、ホワイトバランスとあわせて覚えておきたいカメラ設定のひとつがNDフィルターです。


NDフィルターは、簡単に言うとカメラ用の「サングラス」のようなものです。

レンズに入る光の量を減らし、明るすぎる場面でも映像が白く飛びすぎないように調整するために使います。

本来、NDフィルターはシャッタースピードを遅くしたいときや、背景をぼかすために絞りを開放したいときに使われます。


ただし、ドローン空撮では動画撮影が多いため、実際の現場ではどちらかというと、白飛びを軽減させるためのフィルターとして使う場面が多いです。


この記事では、ドローン空撮におけるNDフィルターの基本と、天候や環境に合わせた番手の目安、曇天ではなぜ付けないことが多いのかを、わかりやすく解説します。




NDフィルターとは?

NDフィルターとは、レンズに入る光の量を減らすためのフィルターです。


晴れた日の屋外では、太陽の光が強く、空や白い建物、道路、水面などが明るくなりすぎることがあります。

そのまま撮影すると、映像の一部が真っ白になり、建物の質感や空の色、地面のディテールが失われることがあります。これが、いわゆる白飛びです。


白飛びしてしまった部分は、編集で暗くしてもあとからきれいに戻すのは難しくなります。

そのため、撮影時点で光を抑え、明るさをコントロールしておくことが大切です。




ドローン空撮では「白飛び対策」として使うことが多い

NDフィルターというと、カメラの世界では「シャッタースピードを遅くするためのもの」と説明されることが多いです。


動画撮影では、シャッタースピードを速くしすぎると、動きがパキパキした不自然な印象になることがあります。そのため、自然な動きに見せるためにシャッタースピードを調整し、明るくなりすぎる分をNDフィルターで抑えます。


また、通常のカメラ撮影では、背景をぼかすために絞りを開放したいときにもNDフィルターを使います。

ただ、ドローン空撮では、広い風景や建物全体を撮ることが多く、背景を大きくぼかすというより、全体をしっかり見せる映像が多くなります。


そのため、ドローン空撮の現場では、NDフィルターを強い日差しから映像を守るサングラスのように使うことが多いです。


・晴天時に空や建物が白っぽくなりすぎる。
・地面や屋根の反射が強い。
・水面や車の反射が気になる。
・映像全体が明るくなりすぎる。


このような場面では、NDフィルターを使うことで白飛びを抑え、映像の見え方を安定させやすくなります。




NDフィルターの番手の目安

NDフィルターの番手は、天候や撮影環境によって変わります。



あくまで目安ですが、ドローン空撮では次のように考えるとわかりやすいです。


曇天・夕方:NDなし
曇りの日や夕方は、光の量が少ないため、NDフィルターを付けないことが多いです。無理に付けると、映像が暗くなったり、影の部分がつぶれたりすることがあります。


薄曇り:ND4〜ND8
少し明るい曇りや、雲の切れ間から光が入るような状況では、ND4〜ND8あたりを使うことがあります。光を軽く抑えたいときの目安です。


晴れ:ND16
晴れた日の屋外撮影では、ND16がひとつの基準になります。空、建物、道路などが明るくなりすぎる場合に使いやすい番手です。


強い晴れ:ND32
日差しが強い日や、昼間の明るい時間帯ではND32を使うことがあります。真夏に近い日差しや、反射が強い現場では、ND16では足りないこともあります。


真夏・海・白い建物・反射が強い場所:ND32〜ND64
海、川、白い建物、屋根、ガラス面、アスファルトなどは反射が強く、白飛びしやすい場所です。このような環境では、ND32〜ND64を使用することがあります。


ただし、番手は固定ではありません。

同じ晴れの日でも、太陽の向き、雲の量、被写体の色、カメラを向ける方向によって明るさは変わります。

必ずモニターで確認しながら、その場に合った番手を選ぶことが大切です。




曇天では付けないことも多い

ドローン空撮では、曇天のときにNDフィルターを付けないことも多いです。


曇りの日は、晴天時に比べて光が弱くなります。雲が太陽光をやわらげてくれるため、強い白飛びが起きにくい場面もあります。


その状態でNDフィルターを付けると、必要以上に光を減らしてしまい、映像が暗くなることがあります。

特に、朝夕の曇り、日陰の多い場所、森や建物の影が多い現場では、NDフィルターがかえって邪魔になることもあります。


もちろん、曇りでも空が明るい場合や、白い建物を撮る場合など、状況によっては使うこともあります。


大切なのは、NDフィルターを付けることが目的ではないということです。目的は、白飛びを防ぎ、映像として使いやすい明るさに整えることです。




NDフィルターは現場で判断するもの

NDフィルターは、「晴れなら必ずND16」「曇りなら絶対にNDなし」と決めつけるものではありません。


空撮では、ドローンの向きや高度、太陽の位置、被写体の色、地面の反射、雲の動きによって、明るさが大きく変わります。

同じ場所でも、太陽に向かって撮るのか(順光)、太陽を背にして撮るのかで(逆光)、映像の見え方は変わります。


そのため、NDフィルターを使うかどうか、どの番手を使うかは、現場でモニターを見ながら判断する必要があります。


・白飛びしていないか。
・影の部分が暗くなりすぎていないか。
・空の色や建物の質感が残っているか。
・映像全体が重くなりすぎていないか。


こうした点を確認しながら、必要に応じてNDフィルターを選びます。




カメラ設定だけでなく、安全な現場判断も大切

NDフィルターやホワイトバランスなどのカメラ設定は、空撮映像の仕上がりに大きく関わります。


ただし、良い映像を撮るには、設定だけでは足りません。

太陽の向き、風の強さ、被写体との距離、飛行ルート、周囲の安全確認など、現場で判断することがたくさんあります。


ドローンスクールで資格を取得した後に、

「飛ばすことはできるけれど、映像としてうまく撮れない」
「NDフィルターやカメラ設定の使い方がわからない」
「仕事で使える空撮技術を身につけたい」

と感じる方も少なくありません。


DRONE LEAPでは、ドローン空撮の実務経験をもとに、カメラ設定、NDフィルター、ホワイトバランス、空撮アングル、現場での安全確認まで含めた飛行指導・空撮指導を行っています。




NDフィルターは、レンズに入る光の量を減らすためのフィルターです。

本来は、シャッタースピードを遅くしたいときや、絞りを開けて背景をぼかしたいときに使われます。

ただし、ドローン空撮では動画撮影が多いため、白飛びを軽減するための「サングラス」として使う場面が多くなります。


目安としては

曇天・夕方はNDなし、薄曇りはND4〜ND8、晴れはND16、強い晴れはND32、

真夏や海、白い建物など反射が強い場所ではND32〜ND64を使うことがあります。


大切なのは、現場の光を見て判断することです。


まずはホワイトバランスを固定し、明るさを確認し、必要に応じてNDフィルターを使う。

この基本を意識するだけでも、空撮映像の安定感は変わります。




飛行指導・空撮指導をご希望の方へ

DRONE LEAPでは、資格取得後の実践練習や、空撮技術を高めたい方向けに、飛行指導・空撮指導を行っています。


NDフィルター、ホワイトバランス、カメラ設定、空撮アングル、現場での安全確認まで、実務経験をもとにお伝えします。


資格取得後の空撮指導を相談する

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住所: 埼玉県入間郡三芳町藤久保819-4-201

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