ドローン空撮のホワイトバランスはオートではなく固定にする理由

query_builder 2026/06/09
ドローン空撮動画空撮の基礎知識
ホワイトバランス

ドローン空撮で、経験が浅い方にまず意識してほしいカメラ設定のひとつがホワイトバランスです。


ドローンを飛ばすことに慣れてきても、カメラ設定はオートのままという方は少なくありません。

もちろん、趣味で気軽に撮影するだけならオートでも撮れます。

しかし、空撮映像をきれいに見せたい場合や、編集して一本の映像として使いたい場合は、


ホワイトバランスをオートではなく固定にすることをおすすめしています。


DRONE LEAPの飛行指導・空撮指導でも、カメラ設定で最低限お伝えしていることのひとつが、

「ホワイトバランスはオートではなく固定にしてください」

ということです。




ホワイトバランスとは?

ホワイトバランスとは、簡単に言うと白いものを白く見せるための色の基準です。


同じ白い建物でも、晴れの日、曇りの日、夕方、室内照明の下では見え方が変わります。


晴れた屋外では少し青っぽく見えることがあります。
夕方はオレンジっぽく見えます。
室内では照明によって黄色っぽく見えたり、青白く見えたりします。


人間の目は自然に補正して見ていますが、カメラは設定によって色を判断します。

その色の基準を決めるのがホワイトバランスです。




オートにすると撮影中に色が変わることがある

オートホワイトバランスは、カメラが自動で色味を調整してくれる便利な機能です。


ただ、ドローン空撮ではこの自動調整が映像を不安定にすることがあります。

ドローンは空中を移動しながら撮影します。

カメラの向きも、太陽の位置も、建物や地面の明るさも変わります。


たとえば、

空から地上へカメラを向ける。
建物から空へ向きを変える。
日なたから日陰へ移動する。
緑の多い場所から白い建物へ向きを変える。
屋外から屋内へ入る。


このような場面でオートのままだと、カメラがその都度「この場面ではこの色味が自然」と判断します。

その結果、撮影中に映像の色味が途中で変わってしまうことがあります。


最初は自然な色だったのに、途中から青っぽくなる。
同じ建物を撮っているのに、カットごとに色が違って見える。
編集でつないだときに、映像全体の印象が安定しない。


こうした違和感が出やすくなります。




ホワイトバランスを固定する意味

ホワイトバランスを固定する一番の目的は、映像の色味を安定させることです。


固定しておけば、撮影中にカメラが勝手に色味を変えなくなります。

動画編集では、複数のカットをつなぎます。そのとき、カットごとに色が大きく違うと、全体の統一感が出にくくなります。


もちろん、編集である程度の色補正はできます。
ただ、撮影時点で色味が大きく変わっている映像は、後から整えるのに手間がかかります。

最初からホワイトバランスを固定して撮影しておくことで、編集しやすく、仕上がりも安定しやすくなります。




天候や場所に合わせて設定を変える

ホワイトバランスは、固定すれば何でも良いわけではありません。

天候や撮影場所に合わせて、基準を決めることが大切です。


晴れの日の屋外では、太陽光に合わせた設定が基本です。5,500K前後がひとつの目安になります。

曇りの日は、映像が少し青っぽく、冷たい印象になることがあります。

その場合は6,000K〜6,500K前後が目安です。

夕方や朝方は、光がオレンジ色に寄ります。この時間帯の色は映像として魅力があります。

オートにすると、カメラがその温かい色を補正してしまうことがあるため、雰囲気を残したい場合は固定して撮る方が良いです。


屋内では、照明の種類によって色味が大きく変わります。

白熱灯は黄色っぽく、蛍光灯やLEDは青白く見えたり、少し緑っぽく見えたりします。

屋内撮影では、照明の色を見ながら、モニターで確認して固定します。


屋外から屋内へ入るような撮影では、屋外と屋内で光の色が大きく違うため、設定が難しくなります。

その場合は、屋外を優先するのか、屋内を優先するのか、ワンカットで見せるのか、編集でつなぐのかを考えて決めます。




カメラ設定だけでなく現場判断も大切

ホワイトバランスを固定することは、空撮映像を安定させるための基本です。

ただし、良い映像を撮るにはカメラ設定だけでは足りません。


太陽の向き、雲の動き、風の強さ、被写体との距離、飛行ルート、安全に飛ばせる範囲など、現場で判断することがたくさんあります。


同じ設定でも、飛ばす方向や高度、カメラの角度によって映像の印象は変わります。


ドローンスクールで資格を取得した後に、

「飛ばすことはできるけれど、空撮映像としてどう撮ればいいかわからない」
「カメラ設定をどう考えればいいかわからない」
「仕事として使えるレベルに近づきたい」

と感じる方も少なくありません。


DRONE LEAPでは、カメラ設定だけでなく、現場で使える操縦方法、空撮アングル、撮影前の確認、安全判断まで含めた飛行指導・空撮指導を行っています。




ドローン空撮でホワイトバランスをオートにしていると、撮影中に色味が変わってしまうことがあります。

特に動画では、カットの途中や編集時に色の違いが目立ちやすくなります。


ホワイトバランスを固定することで、映像全体の色味が安定し、編集もしやすくなります。

晴れの日、曇りの日、夕方、屋内、屋外から屋内へ入る撮影など、環境によって設定の考え方は変わります。


大切なのは、オートに任せきりにせず、撮影する場所や目的に合わせて色の基準を決めることです。


まずは、ホワイトバランスをオートではなく固定にする。

これだけでも、空撮映像の安定感は変わります。




飛行指導・空撮指導をご希望の方へ

DRONE LEAPでは、資格取得後の実践練習や、空撮技術を高めたい方向けに、飛行指導・空撮指導を行っています。


ホワイトバランス、NDフィルター、カメラ設定、空撮アングル、現場での安全確認まで、実務経験をもとにお伝えします。


「飛ばせるようになったけれど、映像としてうまく撮れない」
「資格取得後、何を練習すればいいかわからない」
「現場で使える空撮技術を身につけたい」

このような方は、まずはお気軽にご相談ください。


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