ドローンは危険?子どもたちに伝えたい本当の話

query_builder 2026/06/02
ドローンコラムドローン教育安全への取り組み
ChatGPT Image 2026年6月2日 13_09_28

ドローンは本当に「危険なもの」なのか

最近、ネットニュースやテレビなどで、ドローンの軍事利用に関する話題を目にする機会が増えました。


実際に、ドローンが戦争で使われていることは事実です。
その事実から目をそらすつもりはありません。


私が子ども向けのドローン操縦体験会や出前授業を行うときも、子どもたちには必ずこう伝えています。


「ドローンは、戦争でも使われています」


楽しい体験会だからといって、良い面だけを伝えるつもりはありません。
ドローンには便利な面もあれば、使い方を間違えれば危険につながる面もあります。


ただし、ここで大切なのは、
ドローンそのものを“危険なもの”と決めつけてしまってよいのか
ということです。


ドローンには、空撮用ドローン、産業用ドローン、農業用ドローン、災害対応に使われるドローン、そして軍事用ドローンなど、さまざまな用途があります。


同じ「ドローン」という言葉で呼ばれていても、目的も使い方もまったく違います。

しかし、軍事利用のニュースばかりが印象に残ると、
「ドローン=戦争で使う危険な兵器」
というイメージだけが先行してしまうことがあります。


私は、そこに強い危機感を持っています。




私が子ども向けのドローン体験会を始めた理由

数年前、地元の農家さんの、圃場の空撮したっことがきっかけで、

「この圃場をドローンの練習場として活用することはできないか」
という相談を受けました。


ところが、その圃場のオーナーのご家族から、強い反対の声がありました。


「ドローンは戦争で使う危険な兵器だ」
「この場所ではドローンを飛ばさせない」


その言葉は、私にとってかなり重いものでした。


もちろん、地権者の方が不安を感じるのであれば、その場所で無理に飛ばすべきではありません。
土地を使わせていただく以上、地権者の承諾が必要なのは当然です。


私が問題だと感じたのは、飛行を断られたことではありません。


ドローンというものが、実際に見たり、触れたり、正しく知ったりする前から、“危険な兵器”として決めつけられてしまっていることでした。


そして、ふと思いました。


もし、大人が子どもたちに
「ドローンは危ないものだ」
「ドローンは戦争で使うものだ」
と一方的に伝え続けたらどうなるのだろう。


子どもたちは、実際に知る前から、偏ったイメージを持ってしまうかもしれません。


固定観念を持った大人の意識を変えることは、簡単ではありません。
それなら、これから未来をつくっていく子どもたちに、ドローンを正しく知る機会を届けたい。


そう考えたことが、私が三芳町でドローンの出前授業や操縦体験会を無償ボランティアとして行うようになった理由です。




ドローンは「操縦する人の心」が大事

子どもたちにドローンを教えるとき、私はよく自転車や自動車の話をします。


自転車は、とても便利な乗り物です。
オートバイも、自動車も、私たちの生活を支えてくれています。


でも、ルールを守らずに危ない運転をすれば、人を傷つける危険な道具になってしまいます。


これはドローンも同じです。


ルールを守り、安全に配慮し、周りの人や場所に気を配って使えば、ドローンはとても役に立つ道具です。
空から地域の魅力を伝えることもできます。
人が簡単に近づけない場所を点検することもできます。
農業、測量、防災、災害対応、教育など、さまざまな場面で活用することができます。


一方で、ルールを守らず、危ない飛ばし方をすれば、迷惑にもなりますし、事故につながる可能性もあります。


だから私は、子どもたちにこう伝えています。


大事なのは、操縦する人の心です。


ドローンが良いものになるか、危険なものになるかは、使う人の考え方や行動によって変わります。


「飛ばせるから飛ばす」のではなく、
「ここで飛ばしてよいのか」
「周りの人は怖がらないか」
「誰かに迷惑をかけないか」
「安全に飛ばせる環境なのか」
を考えること。


それが、ドローンを扱ううえで一番大切なことだと思っています。




危険性を隠さず、正しく伝える

私は、ドローンの良い面だけを伝えたいわけではありません。


ドローンは戦争でも使われています。
無断飛行やマナー違反が問題になることもあります。
観光地や農地で、地権者や地域の方に迷惑をかける飛行があることも事実です。


そうした行為を正当化するつもりはまったくありません。


むしろ、ドローンに関わる者として、ルールを守らない飛行や、地域への配慮を欠いた撮影には反対です。


ただ、だからといって、
「ドローンはすべて危険」
「ドローンは悪いもの」
と一括りにしてしまうのは違うと思っています。


大切なのは、危険性も含めて正しく知ることです。


良い面だけを見せるのではなく、悪い使われ方もあると伝える。
そのうえで、正しく使えば人の役に立つ道具であることも伝える。


子どもたちには、どちらか一方の情報だけではなく、両方を知ったうえで、自分で考えられる人になってほしいと思っています。




子どもたちが自分で判断できるように

私たち大人の役割は、子どもたちに一方的な答えを押しつけることではないと思っています。


「これは危ないからダメ」
「これは便利だから良い」
と決めつけるだけでは、子どもたちが自分で考える力は育ちません。


なぜ危ないのか。
どうすれば安全に使えるのか。
どんな場面で人の役に立つのか。
どんな使い方をしてはいけないのか。


そうしたことを一緒に考える機会をつくることが、大人の役割ではないでしょうか。


ドローンの操縦体験会では、子どもたちはとても真剣な表情で操作します。
最初は怖がっていた子が、少しずつ慣れて、自分で考えながら動かせるようになることもあります。


その姿を見るたびに、私は思います。


子どもたちは、きちんと伝えれば理解できます。
危ないことも、面白いことも、可能性があることも、自分なりに受け止めてくれます。


だからこそ、偏った情報だけで判断させたくないのです。




ドローンは地域の価値を伝える道具にもなる

私が仕事として行っている空撮も、単に上空からきれいな映像を撮るだけではありません。


地域の風景、建物、農地、施設、人の活動。
地上からは見えにくい価値を、空から伝えることができます。


農業の現場、学校、地域イベント、防災、観光PR。
ドローンは、使い方次第で地域に貢献できる道具です。


もちろん、そのためには安全管理が欠かせません。
法律を守ること。
地権者や管理者の承諾を得ること。
周囲の人に配慮すること。
飛ばさない判断をすること。


ドローンを飛ばす技術以上に、そうした判断力が必要です。


私は、子どもたちにもそのことを伝えたいと思っています。


ドローンは、ただ楽しいおもちゃではありません。
人の役に立つ可能性を持った道具です。


そして同時に、使う人の心が問われる道具でもあります。




「ドローン=危険」で終わらせないために

ドローンに対して不安を持つ人がいることは、当然だと思います。


空を飛ぶものです。
音もします。
落下のリスクもあります。
カメラが付いていることで、プライバシーを心配する人もいます。


だからこそ、ドローンを扱う側は、より丁寧に説明し、より慎重に運用する必要があります。


ただ、その不安が
「ドローンは戦争で使われるから危険」
という一面的な認識だけで止まってしまうのは、とても残念です。


ドローンは、戦争にも使われています。
でも、それだけではありません。


空撮、点検、測量、農業、災害対応、教育、地域PR。
正しく使えば、人の暮らしや地域の未来を支える力にもなります。


だから私は、子どもたちにドローンを体験してもらう活動を続けています。


危険性を隠すためではありません。
正しく知ってもらうためです。


「怖いもの」として遠ざけるのではなく、
「どう使えば安全なのか」
「どう使えば人の役に立つのか」
を、自分で考えられるようになってほしい。


何事も、子どもが自分で判断し、行動できるようにしてあげること。
それが、私たち大人の役割だと思っています。


ドローンは、使い方を間違えれば危険な道具になります。
でも、正しく使えば、人の目線では見えない景色や価値を伝え、人の役に立つ道具になります。


その違いを決めるのは、ドローンそのものではありません。


操縦する人の心です。

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DRONE LEAP

住所: 埼玉県入間郡三芳町藤久保819-4-201

電話番号: 090-5402-8185

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