【ドローン 動画空撮の基礎知識】絞り(f値)
ドローン空撮の絞り設定のポイント
ドローン空撮では、美しい映像や写真を撮影するために、カメラの設定が重要です。
その中でも「絞り(F値)」の設定は、撮影するシーンや目的に応じて調整することで、仕上がりに大きな影響を与えます。ドローン空撮時の絞り設定について詳しく解説します。
1. 絞り(F値)とは?
絞り(F値)は、カメラのレンズを通る光の量を絞り羽根で調整する機能です。F値が小さいほどレンズの開口部が大きくなり、多くの光を取り込むことができます。一方、F値が大きいほど開口部が小さくなり、取り込む光の量が少なくなります。
F値が小さい場合(例:F2.8)
背景がぼけやすく、被写体が際立つ。 明るい映像が得られる。 シャッタースピードを速く設定できる。
F値が大きい場合(例:F11)
全体的にピントが合いやすい。 光量が少なくなるため、シャッタースピードが遅くなる。
2. シーン別の絞り設定
・広大な風景を撮影する場合
広範囲に焦点を合わせたい場合は、F値を高め(F8〜F11程度)に設定します。
これにより、手前から奥までしっかりとピントが合った映像を撮影できます。
・被写体を際立たせたい場合
被写体を目立たせたい場合は、F値を低め(F2.8〜F5.6程度)に設定します。
背景をぼかすことで、被写体が際立ちます。
・夜間や暗い環境で撮影する場合
光量が少ない状況では、F値を小さく(F2.8〜F4程度)設定し、より多くの光を取り込むようにします。ただし、シャッタースピードやISO感度も同時に調整する必要があります。
3. NDフィルターとの併用
明るい環境(晴天時など)では、F値を低くすると光が多すぎて映像が白飛びするリスクがあります。その場合は、NDフィルターを使用して光量を抑えることで、適切な露出を維持しながら美しい映像を撮影することができます。
4. 注意点
絞りを調整する際は、シャッタースピードやISO感度とのバランスを考慮してください。
これらの設定が適切でないと、映像が暗すぎたり明るすぎたりすることがあります。
ドローンのカメラは、地上のカメラに比べてセンサーサイズが小さい場合が多いため、F値を極端に高くしすぎると回折現象が発生し、画質が低下する可能性があります。
まとめ
ドローン空撮時の絞り設定は、撮影するシーンや目的に応じて柔軟に調整することが重要です。広い景色を撮影する場合は高めのF値、被写体を強調したい場合は低めのF値を目安に設定しましょう。また、NDフィルターや他の設定との組み合わせを工夫することで、より美しい映像を撮影することが可能です。
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