【ドローン 空撮基礎知識】撮影範囲
ドローン空撮の撮影範囲を計算する方法
ドローン空撮をする際、撮影範囲を正確に把握することは非常に重要です。
特に、空撮目的や空撮対象に応じて、適切な高度やカメラ設定を選ぶことで、効率的かつ高品質な映像や写真を得ることが可能になります。
ドローン空撮の撮影範囲を計算するための基本的な方法と考慮すべきポイントについて解説します。
1.撮影範囲を決定する要因
ドローンの撮影範囲は、以下の要因によって変動します。
(1) 飛行高度
ドローンの高度が高いほど、カメラが捉える地上の範囲は広がります。ただし、高度が高すぎるとディテールが失われたり、航空法などの規制に抵触する可能性があるため注意が必要です。
(2) カメラの画角(視野角)
カメラの画角(Field of View, FOV)は、撮影範囲を決定する大きな要因です。画角が広いほど、より広い範囲を一度に撮影できます。画角はカメラのレンズやセンサーサイズによって異なります。
(3) センサーサイズとアスペクト比
カメラのセンサーサイズとアスペクト比も撮影範囲に影響を与えます。一般的に、センサーサイズが大きいほど、より広い範囲を高解像度で撮影できます。
(4) 撮影モード(静止画・動画)
静止画と動画では、撮影範囲が異なる場合があります。例えば、写真モードではフルセンサーを使用するのに対し、動画モードではクロップされることがあります。
2. 撮影範囲の計算方法(静止画)
撮影範囲を計算するには、以下の数式を使用します。
撮影範囲の計算式
mavic3 proで真俯瞰での撮影範囲を計算してみます。
- 飛行高度(被写体までの距離):149m
- カメラのイメージセンサー:マイクロフォーサーズ(水平17.3mm×垂直13mm)
- カメラの焦点距離:24mm
- 水平m(横):107.404m(149m×17.03mm÷24mm)
- 垂直m(縦):80.7083m(149m×13mm÷24mm)
・範囲はトリミングを考慮し、広めに撮影します。
・被写体に合わせて、アスペクト比は変更します。
Googlemapで距離の測定をし、逆算すれば高度(被写体までの距離)が導き出されます。
149m以上の高度で飛行させるときは、必ず個別で許可を取得してください。
1.東京空港事務所長もしくは大阪空港事務所長の許可を得る。
2.その後、国土交通省航空局長の許可を得る。
★機体の傾きに注意!
高高度になれば風が強くなりますので、離陸ポイントが無風であっても、
上空は無風であるとは限りません。
傾斜に注意し、パイロットの判断で危険と感じたら、直ぐに飛行中止してください。
ドローンのスペック表で「最大傾斜角度」を確認し、余裕を持って飛行してください。
絶対に無理をせず、安全飛行を心掛けてください。
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