倉庫・建物の空撮(静止画)の基本

query_builder 2024/01/08
建物点検東京 ドローン埼玉 ドローン
007南埼玉郡宮代町-1DPL

ドローン空撮というと「動画」がメインではあると思いますが、

建物の空撮では静止画での依頼が多いので、ここでは静止画についてお話します。

倉庫・工場・マンションなど建築物の空撮の基本は「斜め」です。


斜めからだと他の建築物が画角に入ってしまい、邪魔になるときは正面から空撮することもありますが、基本は「斜め」です。

斜めに空撮する理由は「奥行」「広く」「大きく」見せるです。


「カメラ設定とアングル」

・最低でも「露出補正」ができるドローンを使いましょう。

白い建物を空撮するときに「真っ白」になってしまうときがあります。

所謂「飛んでいる」というときはバランスを考え、露出補正をし「飛び」を押さえます。

天候により変わりますが、露出はアンダーに設定しています。


・ホワイトバランスは天候により変わりますが、固定にすることを勧めます。

オートでは色味が変わってしまうことがあるので、ホワイトバランスは固定が基本です。

だいたい5000~5500が良いと思います。


・jpgかrawか?

rawで撮影できればそれに越したことはありませんが、設定にないときはjpgで撮影するしかありません。

jpg・rawを2枚同時に撮影できるドローンもあります。


・NDフィルター

ドローンのNDフィルターはサングラス。

NDフィルター本来の使い方と、ドローンで使うときは使い方が異なります。

本来の使い方を説明すると長くなるので、NDフィルターで検索してください。

晴天のときは№8~装着します。


プロと名乗る方で、普段フルオートで空撮している方、カメラ設定の知識は必要です。

静止画は動画より設定が難しく、奥が深いです。コンデジでも構いませんので、地上の撮影からしてみてはいかがでしょうか?

001上尾

アングル

・高度

高度は立地により変わってきます。

周囲に建物が密集しているときは、高度を上げなくてはいけませんが、高すぎると対象物件を見下ろすようになってしまい、大きさや広さが伝わりにくくなります。

経験上、50m~でカメラのチルトを調整します。

対象物により149mで空撮するときもあります。


・空

空を入れると映える写真になりますが、入れすぎると空の写真になってしまいます。

バランスよく配置します。


・カメラのチルト

対象物と高度により、ふり幅を変えます。


まだまだ伝えたいことはありますが、カメラ設定に正解はありません。

たくさん静止画を空撮し、悩んでください。


最後に「静止画」をきちんと撮れるパイロットになってください。

静止画を重ねた物が動画ですから。

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DRONE LEAP

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