【ドローン 技能証明】無人航空機操縦技能証明
2022年12月5日から「無人航空機操縦者技能証明制度(ドローン・ライセンス制度)」がスタートします。
先日、無人航空機サポートセンターのご担当者からお話を伺いましたので、その内容を記載します。
先ず何故この制度が創設されるのかについてですが、「現行の航空法では第三者上空の補助なし目視外飛行は認められていないので、ドローンで遠隔地に物件(荷物)を運ぶためにはこの仕組みが必要なので創設することになりました。他の利用者利便性向上のため、その他の飛行についても規制を合理化・簡略化することが必要なのです。」
要するに「レベル4飛行の実現のため」です。こう仰っていました。
ここからが本題です。
「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」になりますが、一等に関してはレベル4飛行をする際には必須条件となりますが、二等も必ず取得する必要があるのですか?
「二等に関しては必須ではありません。許可・承認を取得ていれば飛行可能です。
西澤さんのように独自マニュアルで包括をお持ちなら二等に関しては必要ありません。包括の更新もそのときの法律に則ってやっていただければ問題有りません。しかし今この段階で断言はできませんが、将来必須になることもあるかもしれません。
昔は普通自動車の免許を取れば大型バイクにも乗れた時期があったのですが、違反や事故などが多くなりバイクも免許が必要になったのと同じです。」
では、型式認証はメーカーが取得すると思うのですが、機体認証は我々ユーザーが登録検査機関から認証を得なくては飛行できないのでしょうか?
「これも今は必須ではありません。型式認証が通っているメーカーなら必須ではありません。」
最後にライセンス取得料金ですが「民間の認定資格」を持っている人は安くなるのでしょうか?
「まだ案なので具体的に◯◯円、◯◯%はわかりませんが、料金は見直すと思います。」
ヘルプデスクの方はとても丁寧で、かみ砕いてお話してくれました。
お忙しい中本当にありがとうございました。
SNSでよく見かけるのは「趣味で飛ばせない」「気軽に飛ばせない」「お金ばかりで学生は無理」などネガティブな意見を目にすることがありますが、個人的には、ライセンス制度は「なるべくしてなった」と思っています。
今は二等に関しては必須ではありませんが、日本は法治国家ですから違反や事故が多くなれば、必須になると感じています。
料金に関してはリーズナブルとは言えないので、個人事業主(フリーランス)の方だけではなく、操縦者を多く抱えている法人の方も頭を抱えると思います。
日本人は肩書に弱ところがあるし、お客様がパイロットを選定するときの選定材料として取得しても良いと思います。
一等を持っていたら仕事が回ってくるかも・・・・
でも、もっと安くしてください。
それから今回は鬼電18回でした。。。
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