【ドローン 空撮】病...
建物の空撮案件に『病院』がたまにあります。標...
16.Sep.2024
ホワイトバランスとは白いものが白く写るように補正する機能です。
私たちの周りには色々な光があります。太陽光・蛍光灯・白熱電球・LED・・・
肉眼では見えませんが、光には赤味や青味があります。人間の目は高機能で、瞬時に補正してくれますが、ドローンのカメラは瞬時に補正してくれません。
静止画でも動画でも空撮中に、色味が変わった経験はありませんか?
これは、ホワイトバランスを自動に設定しているからです。
同時刻に空撮した画像です。 | ||
赤味が強い | 補正後 | 青味が強い |
ホワイトバランスを自動に設定していると、色味がコロコロ変わる可能性があるので、手動設定をお勧めします。私が駆け出しのころ、自動設定でゴルフ場のコース紹介の空撮をしたとき、グリーン周りで色味が変わってしまい、空撮し直したことがあります。
ですので、ホワイトバランスは手動で設定したほうが良いと思います。
ホワイトバランスの補正方法は、カメラの前でグレーカードを・・・って・・・
ドローンは飛行しているのでそんなことはできません。
では、どうしたらよいのか?
これだけです。簡単なのでやってみてください。
これで、色味がコロコロ変わることは防げます。
勘違いがないように説明します。
上の表を見ると「8000K」に設定するとお青っぽく、「2000K」にすると赤っぽくなるように見えますが、そうではありません。「5500K」に固定し曇天・太陽光日陰に行くと赤味が増し、ロウソク・日の出・日没直前だと赤味が増します。
設定したホワイトバランスを基準に、光源によって色味が変わるということです。
空撮中に色味が変わらないよう、ホワイトバランスは手動にしましょう。